SONAS IoT/DX Lab ソナス社員によるIoT・DXに関する
技術や事例解説ブログ

無線式 アナログメータ自動読み取りシステムで点検業務を削減

2024.04.05

ソナス製品紹介



ソナスのブログにお越しいただき、ありがとうございます。

本日は、工場での点検作業を削減するソリューションについてお話しします。
このソリューションは、従来、人力で行っていた見回り点検業務を大幅に削減し、省人化や人への作業負荷の軽減に役立つものです。

点検業務が高所で行われている場合、事故リスクの低減にも貢献します。

このソリューションの特長は、工場によくあるアナログの機械式メータに、センサを後付けすることで、敷地内に点在するメータの指針を自動で読み取り、一元管理することができる点にあります。

センサは磁気式であり、カメラ式のメータ読み取りセンサとは異なり、汚れ、天候、陽射し、夜間など、メータの視認性悪化によるメータ読み取り精度低下の懸念がありません。


1.簡単に設置可能でLTE圏外でも使える!


また、カメラ式に対し、センサの取付位置の調整や治具が不要で、設置が簡単です。LTE圏外でも利用できるため、さまざまな環境で使用可能です。

電池での駆動時間が長く、計測頻度が高いのも特徴の1つです。

このシステムは、クラウドまたはオンプレミスでの運用が可能であり、防爆タイプのセンサもありますので、お客様の環境に応じたものをご提供可能です。

2.最大20km!計測範囲の広さが強みの温湿度計測システム


このシステムを利用することで以下のようなメリットがあります。

・メータの読み取りミスや記録ミスを防止
・正確なデータ管理が可能
・異常を早期に検知し被害を最小化
・既存のメータをそのまま使用
・新たなネットワーク構築や電源の工事が不要であることが

システムの使用方法としては、まず既設のアナログメータにセンサを取り付ける必要があります。詳細はこちらをご覧ください。

次に、BLEブリッジというセンサからの信号を受信し、UNISONetに変換しデータを伝送する機器を設置し、スイッチを入れます。

また、ゲートウェイという親機をAC100Vが取れる場所に設置し、スイッチを入れます。

すると、UNISONetにより機器間は自動的に無線ネットワークを構築します。

センサは自動的にアナログメータの指針を読み取り、この無線ネットワークを通って、クラウド等の上位システムに伝送され、ユーザーはメータの指針の値を事務所などで一元管理できます。

BLEブリッジは中継機にもなりますので、センサとゲートウェイが離れている場合は、その間にBLEブリッジを複数台設置してください。

センサとBLEブリッジの距離はおおよそ10m、BLEブリッジ間およびBLEブリッジとゲートウェイ間は、中継機能により見通し20kmの距離がとれます。

センサは、1台のゲートウェイに対し100台接続可能です。

なので、アナログメータがたくさん点在している広大な工場にとてもマッチしています。


建設現場で使われるジャッキの油圧監視にもご利用いただけます。

工場や建設現場における点検作業の効率化に興味がある方は、ぜひこの新しいソリューションを検討してみてください。詳細はお気軽にお問い合わせください!

本システムは、販売、レンタル、転レンタルが可能です。見積やデモのご希望があれば、お気軽にお知らせください。

また、チラシはこちらから、詳細は製品ページからもご覧いただけます。

その他、本センサ以外にも、ワイヤレスで設置簡単な傾斜計、漏水センサ、振動センサなど、様々なセンサがありますので、ぜひご利用をご検討ください。

導入事例のページこちらのページでは、UNISONetを活用した取り組みの一部を紹介していますので、ぜひご覧ください。

私たちソナスは、次世代IoT無線UNISONetで、「未来の当たり前」を創り、社会の「礎を成す」存在を目指しています。

今後もブログで情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いします。