SONAS Technology

ソナスのコア技術

UNISONetについて

ソナスでは、「IoTが真に社会の礎となるためには、無線での高品質センシングを実現することこそが必要である」との観点から“UNISONet”の開発を進めています。現在の数あるIoT向け無線が単に接続性を提供するにとどまっているのに対して、UNISONetは、高品質センシングを安価に実現するために、フルスクラッチで開発されました。同時送信フラッディング(参考:UNISONetを支える技術)という、現在普及しているメッシュネットワーク技術とは全く異なる最新技術を取り入れることで、高品質センシングに必要となる、省電力、マルチホップ、時刻同期、ロスレスデータ収集、高速収集、低遅延な双方向通信、といった機能・性能を「全て同時に」実現しています。これによって、様々なアプリケーションに適用可能な無線センシングシステムを実現可能です。

UNISONetが解決するセンシングの課題

IoT無線を使ったセンシングでは、データの品質が低く、得られたデータに対してこれまでの解析手法を適用できないといった問題がありました。UNISONetは下記の課題を解決することで、有線で接続した際と同等品質のデータを収集可能です。

  • ネットワークが不安定
    → UNISONetでは、ルーティングベースのメッシュネットワーク技術とは異なり、全てのリンクを同時に活用できるため、電波環境の変動に極めて頑健です。
  • データが抜ける
    → UNISONetでは、パケットロスが発生すると、即座にエンド・ツー・エンドの再送を行うため、画像や加速度といった、ロスを許容しないデータも対応可能です。
  • データ量が限られる(バッテリ寿命が短い、スループットが低い)
    → UNISONetでは、数KB/sのスループットと数100uAの低遅延省電力待機を同時に実現できるため、大量のデータを収集できます。
  • 現象の時間的相関関係が不明
    → UNISONetでは、マイクロ秒オーダでの時刻同期を実現しており、現象の解析を容易に行うことができます。

UNISONetの適用分野

UNISONetが実現する高品質センシングは様々な領域での活用が始まっています。橋梁での地震モニタリングや製造設備の予防保全等のための振動計測、農場での植物生育モニタリング等、既に多くの環境で実績を生み始めています。UNISONetを使用することで、温度・湿度といった小容量のセンシングから、加速度・画像といった大容量のセンシングまで、無線部分のチューニングを行うことなく満足の行くシステム構築が可能です。

高品質センシングのために生まれたUNISONetですが、時刻同期、低消費電力、高応答性、高スループットといった特性は、センシング以外の領域でも強く求められています。高い潜在能力を持つUNISONetは、防災や空間演出といった様々な分野で導入検討が始まっています。

ソナスでは、UNISONetを利用して、高品質センシングのシステムを安価かつ高速に実現可能です。現在、共同PoCにご協力頂ける企業様を募集しています。

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