Skip to content

UNISONetについて

UNISONetを支える技術

UNISONetは、「同時送信フラッディング」と「細粒度スケジューリング」という2つの技術を高度に組み合わせることで、
高機能かつ高性能な省電力マルチホップ※ネットワークを構築しています。
※マルチホップとは

同時送信フラッディングとは

これまでの無線の常識では、複数のノードから電波を受け取る場合、電波干渉が起きてしまいデータを受信できないと考えられていました。マルチホップネットワークにおいて厳密な「ルーティング」が必要と考えられていたのもそのためです。しかし2011年、「複数のノードから、同一データを同一タイミングで受信すると、致命的な干渉が発生しない」という、これまでの常識を覆すような現象が新たに発見されました。「同時送信フラッディング(Concurrent-Transmission Flooding、CTF)」は、この現象を利用したデータ転送方式です。
同時送信フラッディングにより、複雑なルーティングを行うことなく、以下のようなシンプルな方法で上り通信・下り通信とも効率的に行うことが可能になりました。

  1. データ発信元のノードAは、宛先を決めず、データを送信(ブロードキャスト)します。
  2. ノードAからのデータを受信できたノードは、即座にデータを転送します。
    (※この際、複数のノードがデータを送受信しますが、ほぼ同一の波形が重なり合うことで、混信せずに通信可能となります。
  3. この「データ受信後即座にブロードキャスト転送」を繰り返します。結果として、宛先のノードBまでパケットが到達します。
  4. データ発信ノードを適切に選択し、①~③を繰り返します。決められたスケジューリングを行ことで高性能無線ネットワークを実現しています。

時分割で緻密なスケジューリング

UNISONetでは、この「同時送信フラッディング」の発信元ノードを状況に応じて適切に選択し、それを緻密にスケジューリングすることによって、安定、省電力、高速、双方向低遅延、ロスレス、時刻同期、多数収容…といった特性を同時に実現しています。

親機から子機への下り通信(親機が発信元となるケース)

同時送信フラッディングの恩恵を享受するためには、このスケジューリングを効率よく行うことが必要不可欠です。UNISONetは、スケジューリングのアーキテクチャの検討も含めて、フルスクラッチで開発されています。

マルチホップとは

ネットワークの接続形態として、大きくスター型とマルチホップ型の2種類があります。スター型ではシンプルに親機と子機が直接通信を行うのに対し、マルチホップ型では、子機がデータの中継機能も持ち、バケツリレー式にデータを転送して通信することが可能です。
省電力で、かつ通信範囲を伸ばしながら速度も落とさない無線方式を実現するために、マルチホップは長年注目され、研究されてきました。しかし「ルーティング(データを転送する経路の制御)」の複雑さがネックで、実用的なマルチホップはなかなか実現しませんでした。

IoT PoCサービス Dash

Dash

  • 無線PoCスタートの障壁
  • 無線PoCから本格導入への障壁

UNISONetの技術を活かしたPoCサービスDashでは上記2つの障壁を乗り越えることが可能です。

詳細を見る Dash 最短2週間の高速納品 そのまま本番移行可能な性能