UNISONet 無線モジュール 次世代マルチホップ無線UNISONet
無線モジュール」で提供。

革新的な転送方式で実現する次世代マルチホップ無線
「UNISONet」を採用した無線モジュール

UNISONetは、「同時送信フラッディング」と「細粒度スケジューリング」という2つの技術を高度に組み合わせることで、
高機能かつ高性能な省電力マルチホップネットワークを構築することが可能な技術です。
「UNISONet無線モジュール」は、従来では難しかった高信頼の無線通信を利用した製品開発が可能です。

UNISONetの特長

これまでの無線規格では困難な要求に応える「UNISONet」
超安定
その時々に利用可能なリンクをすべて使用することで安定したネットワークを実現。電波環境の変動や機器の移動にも即座に対応。
省電力
時刻同期ベースのきめ細やかな電力制御で、バッテリーでの長期間の動作が可能。
高速
転送効率も高くEnd to Endで最大24kbpsのスループットを実現。大容量データの送信にも対応。
双方向低遅延
省電力IoT無線が苦手とする下り通信も1秒以下の低遅延で、親機からのパラメタ設定やインタラクティブなアプリケーションも実現可能。
ロスレス
下り通信による再送制御をプロトコルに標準搭載。データロスを許容しないアプリケーションに最適。
高精度時刻同期
各機器は親機の時刻にマイクロ秒レベルで同期。機器からのパルス出力を利用したセンサ機器間の同期計測にも応用可能。
多数収容
1ネットワークに200台以上収容可能。広範囲、大規模なシステム構築を実現。

スペック

幅広いアプリケーションに対応可能な
3つの通信規格

実績と高い性能

高性能サブギガ

飛距離を重視

周波数帯

2.4GHz

920MHz

920MHz

1ホップ範囲

~500m(見通し)

~2km(見通し)

〜5km(見通し)

物理層伝送速度

250kbps

240kbps 20kbps
実行スループット

10.4kbps(~10hop)
24kbps(~4hop)

4kbps(~10hop)
12kbps(~4hop)

320bps(~10hop)
1.8kbps(~4hop)

時刻同時精度

10μsec

30μsec

100μsec(予測値)

製品ラインナップ

無線モジュール製品、製品開発時に便利な
ブレイクアウトボードと開発ボードをラインナップ

UNISONet SUMシリーズ

2.4GHz帯無線通信モジュール(SUM24)
2.4GHz帯のUNISONet Classicに対応した無線モジュールです。
複数種類の対応アンテナにて技適認証済みです。
920MHz帯無線通信モジュール(SUM9X)
920MHz帯のUNISONetLeap/Metroに対応した無線モジュールです。
SAWフィルタを内蔵し、近接周波数帯からの影響を低減しています。
複数種類の対応アンテナにて技適認証済みです。
  • UART経由のシリアル通信コマンド操作
  • 親子機間の双方向データ通信
  • SAWフィルタ内蔵(SUM9X)
  • モジュール単体での汎用I/O制御
  • 1PPS同期信号出力
  • モジュール単体でのSPI / I2Cセンサ駆動
  • 技適認証済み

各種基板

開発ボード (SUM-Dev1)
  • 電源入力
  • コマンドUART I/F
  • 拡張ボードコネクタ
  • アンテナSMAコネクタ
  • チップコネクタ
  • タクトスイッチ
  • LED(USER,SYSTEM)
  • GPIO
  • I2C I/F
各種コネクタやインジケータを実装した開発用ボードです。
ベースユニット(親機)として動作するためのFLASHメモリやRTCの小基板(別売)を接続することができ、無線モジュールを使った開発を手軽に行うことができます。
拡張ボード接続用のピンヘッダも有しており、アプリケーションCPUを接続したシステムの開発も可能です。
※SUM24(2.4GHz帯)搭載版とSUM9X(920MHz)搭載版があります。
  • 電源入力
  • コマンドUART I/F
  • 拡張ボードコネクタ
  • アンテナSMAコネクタ
  • チップコネクタ
  • タクトスイッチ
  • LED(USER,SYSTEM)
  • GPIO
  • I2C I/F
ブレイクアウトボード (SUM-BO1)
無線モジュールの各ピンへのアクセスを提供するボードです。
フルピッチのためブレッドボードに挿入することが可能です。
※SUM24(2.4GHz帯)搭載版とSUM9X(920MHz)搭載版をご用意しております。

IoTシステム構築サービス

UNISONet無線モジュールを利用したIoTシステム開発をサポート
  • IoTゲートウェイ
    クラウド可視化サービスへの接続

    データ可視化を提供する弊社クラウドサービスへデータを送信を可能にします。

    Gateway Core API

    ローカル環境でデータを管理しAPIによるアクセスを提供します。
    クラウドレスでもさまざまなシステムを構築可能にします。

    Data Link Service

    汎用プロトコルを利用したデータ送信機能により、外部システムへの連携も可能にします。

  • IoTクラウド
    データ管理・可視化機能

    デバイスからの各種データを管理し、データの可視化機能を提供します。

    データダウンロード

    各種データをCSV形式でダウンロードし、さまざまな解析ツールへ取り込みを可能にします。

    デバイス管理

    デバイスユニットとゲートウェイを一括管理し、UNISONetローカルネットワークの管理機能を提供します。

    Cloud Core API

    クラウド管理データへアクセス可能なAPIを提供します。
    独自のクラウドアプリケーションを構築することも可能です。