導入事例

東亜建設工業株式会社 様

湾岸工事での杭打ち時の振動監視にソナスの無線式 振動計測システムを採用
東亜建設工業

湾岸工事において、杭打ち時に発生する地上での振動の監視に、電源不要・ワイヤレスで簡単に設置でき、すぐに運用を開始できるソナスの無線式 振動計測システムをご採用頂きました。

01. 導入前の課題

現場での配線作業や電源の準備が負担

東亜建設工業様ではこれまでは、機材や躯体の振動を計測する際、有線型の振動計を使用していました。しかし、工事現場は非常に広大なため、有線型の振動計の場合、現場によっては100m以上配線をしなければならず、機器の設置および撤収作業に大変苦労されておりました。また、有線型の振動計の場合、各機器に電源が必要となります。東亜建設工業様が携わることの多い土木工事では現場に電源があることが少ないため計測のための電源の準備も非常に負担となっておりました。
東亜建設工業

02. 選定の理由

独自のメッシュ無線UNISONetで配線と電源問題を解決

この現場では全部で5台の振動計を設置しなければなりませんでした。従来の有線型の振動計では、5台もの振動計の配線と電源の準備が非常に負担となります。
ソナスの振動計測システムは無線式のため配線が不要です。また電池駆動のため電源の準備が不要です。また、ソナスの振動計測システムに搭載された独自のメッシュ無線UNISONetは、中継をしない機器間のダイレクトな通信で最大2kmの通信が可能です。さらに子機の中継機能により最大20kmの通信が可能です。そのため、建設現場のような広いフィールドでも使用することができます。これらのようなシステムの特徴がお客様の課題にマッチしたため、ソナスの無線式 振動計測システムをご採用頂きました。
東亜建設工業

03. 導入の効果

遠隔での常時振動監視を簡単に実現。機器の設置・撤収に掛かる作業や電源を準備するコストも削減。

ソナスの無線式 傾斜計に搭載された独自のメッシュ無線UNISONetは、同時送信フラッディングという手法により、ネットワークに参加するユニット間の全リンクを使用し、通信ルートの構築を一切行うことなくシームレスに通信を構築・維持します。

そのため、機器を設置しスイッチを入れるだけで自動的にネットワークを構築し、簡単に常時遠隔での計測・記録・監視をスタートすることができます。
機器はワイヤレスで電池駆動なので面倒な配線が不要のため、杭打ち時に発生する地上での振動の、常時遠隔監視を簡単に実現することが出来ました。振動が規定値を超過した際には、登録したメールアドレスへメール発報することも出来ます。
東亜建設工業