導入事例

東日本旅客鉄道株式会社 様

鉄道電化柱の傾斜監視システムに採用

鉄道架線張替工事における、工事の信頼性確保のための電化柱傾斜監視システムに
小型で軽量且つ簡素なソナスのシステムが相応しいとして採用いただきました。

01. 導入前の課題

現場作業員の負担が大きかった大型で重い従来システム

JR東日本様では、鉄道架線の張替工事の際に、工事の信頼性を確保するため、電化柱の傾斜を監視するシステムが使われてきました。従来のシステムは機器、特に電源のサイズ・重量が大きく、終電から始発までの限られた時間の中で行われる工事において、その運搬や設置に多大な時間と労力がかかっていました。技術者不足の解消や働き方改革の促進が求められる中、作業員の人員・労力を削減したいというニーズが高まっていました。

02. 選定の理由

課題であった機器の重量や作業員による労力の削減が可能に

UNISONetは省電力かつ高信頼な通信規格であり、無線ネットワークの接続性を維持しながら各デバイスの無線部以外を間欠動作させることが可能です。この機能により、従来の傾斜監視システムの課題であった電源サイズの大幅な小型化が可能になることをオープンイノベーションイベント「JR東日本スタートアッププログラム2020」で提案したところ、優秀賞を受賞しました。その後、2度の実証実験で実際の技術を評価いただき、実用化に至りました。

03. 導入の効果

機器の重量・作業員の労力共に約90%削減に成功

ソナスのシステムは従来のシステムと比較して、機器の構成品が5個から2個に減少、総重量にして約90%もの軽量化を実現したため、それに伴って作業員の労力(人数×時間)も約90%の大幅削減に成功しました。こうした作業労力や時間の効率化はコスト削減にも寄与する見込みです。
更に、高精度センサ搭載により計測精度も向上したほか、乾電池でも長期間駆動する省電力性により工事の前後数か月に渡り常時監視を継続することも可能になり、鉄道DX化に貢献しています。