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導入事例

川崎市の堰堤におけるsonas xシリーズを利用した状態監視実証実験

川崎市

背景

道路や橋梁といった日本のインフラ構造物は、高度経済成長期に建設されたものが多く、老朽化が進んでいます。河川構造物も同様で、国土交通省によると、全国の河川管理施設のうち建設後50年以上経過したものの割合は、2023年に約42%、2033年には約62%に上ると推定されています。それら多くの河川構造物は、現状、人の手による点検により維持管理されています。

近年、温暖化の影響で河川の氾濫による水害が増加しており、河川構造物の重要性が高まっています。その一方で、老朽化が進む構造物の維持管理に従事する技術者は減少しており、適切に対応するのが難しい状況になりつつあります。こうした状況から、人手やコストの削減のため、IoT/AIをはじめとしたIT技術を活用した維持管理手法を実現することが求められています。

課題とご採用ポイント

川崎市の実証実験制度を活用し、同市多摩川に設置されている堰堤においてsonas xシリーズを用いた振動計測を実施しています。同堰堤は、昭和初期竣工後、二度の改築を経て現在に至ります。現在は月に一度行われるゲート開閉の動作確認や目視による点検が行われていますが、建築から相当年数が経過しているため、健全度の把握及び遠隔監視のニーズに対応する新しい技術が求められています。

堰堤内部に設置されたセンサユニット

そこで、sonas xシリーズを利用して、ゲート開閉時や洪水発生時の堰の振動をセンシングし、平常時の振動と比較することにより、堰堤の健全度を検証する実証実験の実施に至りました。屋外でも乾電池で長期間動作し続けるsonas xシリーズの特徴も、本実証実験に求められる要件に合致したポイントです。

今後のポイント

本実証実験では、定期検査間の状態監視や災害時の構造物の被害状況の一時スクリーニングなどの利用を想定した、無線振動計測の有効性を検証してまいります。

ソナスは、sonas xシリーズなどのソリューションや無線技術で、大型コンクリート構造物をはじめとしたインフラ構造物の老朽化問題や災害対策により貢献してまいります。

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